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【イタリア観光!】ローマ スペイン広場周辺の旅 後編!

◆ ローマ最終日は、路地を歩いて、ピザとジェラートを食べながら、ポポロ広場やスペイン広場周辺を廻ろう!

今日は一挙に、テルミニ駅から地下鉄A線でフラミニオ駅(Flaminio)まで行きます。駅を上がると、そこには大きな「ポポロ門」が見えてきます。そこから始まり、オードリ・ヘップバーンの映画で有名な「スペイン広場」、「トレビの泉」、「パンテオン」、「ナヴォーナ広場」まで一挙に廻ります。

この周辺には、美味しいピッツァ屋やジェラート屋さんが多い。ぜひぜひ、いろんなお店で食べ歩きながら、廻ってくださいね♪

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「パンテオン」の天蓋

1.ローマの入り口「ポポロ門」と「ポポロ広場」

この「ポポロ門」は、大昔からローマに入る入り口。3世紀に建設された門ですが、17世紀には、ベルニーニの装飾が施さたもので、シンプルだけども、重厚。

近くには、美術館や博物館、教会も多いので、前もって行きたい場所を絞っておくとよいでしょう。

広場の南側には、双子教会と呼ばれる教会があったり、近くには「サンタ・マリア・デル・ポポロ教会」もあります。時間があれば、こちらの教会には、カラヴァッジョの礼拝堂や「幼な子キリストの礼拝」や「聖ピエトロの逆さ磔」等の有名な絵画をみることができます。

「ポポロ広場」には、中央に高い塔「オベリスク」が建っていて、広場の中心であることを示しています。こちらもかなり立派。24mもあるそうです!

この「ポポロ広場」からでている道が、3つありまして、この中の「コルソ通り」を進んで、豪華なフェンディの店舗を左に曲がって、ブランド店を横目に進むと、「スペイン広場」にでます。

【サンタ・マリア・デル・ポポロ教会】

住所:    Piazza del Popolo 12
電話:    06-3610-836
時間:    7:30~12:30、16:00~19:00 金、土曜日は7:30~19:00
       宗教行事日は閉館

 

2.ローマの休日で有名な「スペイン広場」

この広場は、そもそもこの場所にスペイン大使館があることに由来していますが、意外にも小さな階段の坂のようにも見えますが、写真を撮る場所がない程観光客であふれています。(まあ、そういう自分もですが…)広場には、馬がいたり、街頭芸人がいたり、売店があったり、と非常に賑やかな場所です。階段の上には、ここにもオベリスクが立ち、奥にトリニタ・デイ・モンティ教会を見ることができます。特に天気のよい日にはとてもきれいな場所です。最近では、警備員も多くなり、座っていたり、何かを食べていたりすると、笛をならされますので、ご注意を!

階段のお向かいには、ベルニーニのお父さんがデザインしたと言われる、「船の噴水」があって(コインも沢山投げられているのですが)、これは大昔にこの地域で洪水があった際に、ここまで船が運ばれてきたという由来から、この場所に船の噴水が建てられてようです。この近所のお店どれも、ワインもピッツァもお店も美味しいです。つまみつまみしながら、路地をあるいてみてくださいね。

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スペイン広場の階段

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ベルニーニのお父さんがデザインの「小舟の噴水」

3.バロック芸術の傑作!「トレビの泉」

「スペイン広場」路地をぶらぶら歩いていくと、「トレビの泉」はあります。路地を進んだ中にあり、突然に前が開けて大勢の人がいると、そこは「トレビの泉」といった感じです。この付近は、道もかなり細いこともあり、少しわかりにくい場所にもなっていますので、売店等で道を確認しながら、進むとよいでしょう。

ドドーンと現れるトレビの迫力にかなり驚きました。噴水というよりも、水量も豊富で小川のちょっとした滝のようにも見えます。後ろの宮殿と一体化しているようなゴージャスな彫刻は、訪れた人々を圧倒します。さすが、「スペイン広場」同様に、ローマ必訪と言われる「トレビの泉」です。

海神ネプチューンとトリトンが躍動する姿は、本当に迫力。何度写真をとっても飽きません!ヨーロッパにいることを実感すること間違いなしです!

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「トレビの泉」のバロック彫刻

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いつも観光客で溢れています

4.完璧なローマ建築「パンテオン」

トレビの泉から、コルソ通りに戻り、横切ってお向かい側の裏手には、現存するローマ建築の最も完全と呼ばれる「パンテオン」が見えてきます。(バロック芸術の次には、最も完全といわれる「ローマ建築」があって、さすが歴史深いローマです)

このパンテオンは、ダン・ブラウンの映画「天使と悪魔」でも使われた建物です。古代ローマでの発見といわれる「ローマンコンクリート」。そのコンクリートの上に、円蓋とドームがのっかっているような建物で、コンクリート作りになっているのが特徴です。入り口には、古代ギリシャ風の立派な柱が並び、建築当時から使われているという、ブロンズの扉。何をとっても、豪華で威厳のある建物です。中もかなり広く、ラッファエロや皇帝のお墓もあります。天井のクーポラは、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂より大きく、天窓があり、中に日差しが差し込むような非常に凝った建物です。この建物を見るだけでも訪問の価値あり!です。

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ローマンコンクリートで建設された「パンテオン」

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パンテオンの内部

【パンテオン】

住所:    Piazza della Rotonda 12
電話:    06-6830-0230
時間:    8:30~19:30、日曜日:9:00~18:00 祝日:9:00~13:00
休日:    1月1日、12月25日
料金:    無料(肌が露出した服装は入場できませんので、ご注意を!)

 

5.四大河の噴水必見の「ナボーナ広場」

この「ナボーナ広場」を夕方以降にもってきたのは、夜の「ナボーナ広場」を見たかったから。以前にどこかの写真でみた、夜の四大河の噴水の写真が非常に素敵で、「いつか・・・!」と思っていたものです。

実際に夕方以降の広場は、地元の人々で賑わってもいるにも関わらず、路地を進んだ場所で、車が入ることができないので、落ち着いた広場になっています。また、本当に夜は、噴水がライトに照らされて、ロマンティック!!!

広場前には、サンタ・アニェーゼ・イン・アゴーネ教会があり、幻想的!!!
そもそも、この四大河は、ベルニーニによるもので、「ナイル」、「ガンジス」、「ドナウ」、「ラプラタ」それぞれの側を擬人化したもの。こちらの噴水もしかり、バロック彫刻の傑作と言われています。(各側を擬人化して、どうしたら、このアイデア、デザインがでてくるのでしょう、本当に天才ですね)

この広場内には、この中央の四大河の噴水の他に、やはりベルニーニ作の「ムーア人の噴水」やデッラ・ボルタ作の「ネプチューンの噴水」もあり、市民の憩いの場所となっているようです。この近くにも素敵なリストランテやカフェ、バルが沢山ありますので、ぜひお試しを!

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四大河の噴水とサンタ・アニェーゼ・イン・アゴーネ教会

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オベリスクと四大陸を擬人化したベルニーニ作の噴水。迫力満点!

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夜のローマの路地も素敵です♪